米国株の難しさと魅力を徹底解説!為替リスクを超える成長力に期待
米国株式市場の魅力
初心者投資家にとって、なぜ米国株が魅力的なのか、その根拠を示しつつ、ジロッパー君の考えをご紹介します。
米国株式の魅力は、なんと言っても、高い成長性にあります。米国にはApple、Amazon、Google、Microsoftといった世界をリードする巨大企業が数多く存在します。
例えば、Amazonの株価を過去から見てみると、以下の写真の通りです。
2015年9月には25ドル程度だった株価が、2024年9月には180ドル程度まで上昇しています。株価は7.2倍になっています。ジロッパー君は【資産倍増計画】を進めているので、10年前に運用資産をすべてAmazon株に充てていたら、目標達成していたことでしょう。
※実際には株価以外にも為替変動を考慮する必要があります。
このように、魅力的な企業が多いのが米国株式市場です。数ある企業の中で、ジロッパー君が注目しているのは、やはりAI関連企業です。
ChatGPTさんに「AIは人の仕事を奪うのか?」と質問してみたところ、次のような回答がありました。
AIが導入されることで一部の仕事が自動化され、特定の職種が影響を受ける可能性はありますが、同時に新しい仕事や役割も生まれます。例えば、ルーチンワークや単純な作業はAIによって効率化されますが、創造力や対人関係が求められる仕事は人間にしかできない部分が多く残ると考えられています。
AIの発展は、労働環境の変化を促す一方で、新しいスキルや職種を生むチャンスでもあります。そのため、人々がAIを活用し、スキルをアップデートすることで、より高度な仕事や新しい分野での活躍が期待されます。
by chatGPT
ジロッパー君もこの考え方に同意しており、AIを使ったサービスをどんどん活用すべきだと思います。家で過ごしているときも、仕事をしているときでも、ずっと隣にAI君がいる。そんな世の中になっていくのだと思います。
日本株と米国株の違いとは?
日本国内にもAI関連企業はもちろんありますが、ジロッパー君は米国株を選びました。日本株と米国株の違いは大きく6点あります。
1. 市場規模と流動性
- 米国株:世界最大の株式市場で、非常に多くの企業が上場しており、流動性が高いです。特にニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック市場には、多くのグローバル企業が上場しており、投資家の注目度も高いです。
- 日本株:米国市場に比べると市場規模が小さく、流動性もやや低いです。ただし、東京証券取引所はアジア最大の市場の一つで、特に国内投資家やアジア地域からの注目を集めています。
2. 成長率と企業の特性
- 米国株:高成長企業が多く、特にテクノロジー企業(例: Apple, Microsoft, Amazonなど)が市場を牽引しており、成長株への投資機会が豊富です。
- 日本株:米国に比べ成長率が穏やかで、成熟した企業が多いです。日本企業は伝統的な産業に強みを持っているものの、近年の経済成長は緩やかです。
3. 配当と株主優待
- 米国株:配当が重視され、安定した配当を支払う企業が多いですが、株主優待制度は普及していません。
- 日本株:株主優待制度が普及しており、特に個人投資家に人気です。株主優待を目的とした投資も多く行われています。
4. 投資文化とスタイル
- 米国株:長期的な成長を期待した「成長株」への投資が多く、特にIT企業やハイテク分野への投資が盛んです。また、S&P 500などのインデックス投資も広く行われています。
- 日本株:配当や株主優待を重視した投資が一般的で、成長よりも安定を求める投資家が多いです。
5. 為替リスク
- 米国株:日本の投資家が米国株に投資する場合、為替リスクを考慮する必要があります。為替変動により、株価が上昇しても円ベースでの利益が減ることがあります。
- 日本株:日本円で取引されるため、為替リスクはありませんが、国内経済の影響を受けやすいです。
6. 取引時間
ジロッパー君は上記の中でも特に「4」の「投資文化とスタイル」に注目して、AI関連株を米国市場から選びました。米国株を買うなら成長に期待!ですよね。
米国株の難しさとは?
米国株の難しさは、やはり「為替リスク」にあるでしょう。日本株であれば、株価だけを見ればよいのですが、米国株は為替変動も考慮する必要があります。
例えば、米国市場でA社の株式を1株200ドルで購入し、その後株価が210ドルに上昇すれば、+10ドルの評価損益となります。
米国の投資家ならこれでOKですが、私たちの通貨は「円」です。これに為替相場を組み込むと、以下のようになります。
為替が1ドル=160円のときに、A社の株式1株を200ドルで購入しました。その後、株価が210ドルに上昇したものの、円高が進行し、1ドル=140円の相場になりました。つまり、32,000円でA社の株式を購入し、その後株価は上昇しましたが、為替が円高に動いたため評価額は29,400円となり、評価損益は▲2,600円となります。
これが米国株投資の最も難しい点だと思います。
しかし、ジロッパー君は為替リスクを考慮した上でも、米国株の成長性に期待して購入しました。
ジロッパー君が買った米国株はこれだ!
結論として、「テスラ」を購入しました。テスラ=電気自動車と考える人も多いかもしれませんが、この会社は立派なAI関連企業でもあります。
テスラは2003年に設立されたアメリカの電気自動車(EV)メーカーで、エネルギーソリューションを提供する企業でもあります。Twitterの買収で有名なイーロン・マスクがCEOを務めており、持続可能なエネルギーへの移行を目指しています。テスラは電気自動車の普及に加え、ソーラーパネルや蓄電池システムも提供しており、家庭や企業向けのエネルギーソリューションを展開しています。また、自動運転技術の開発にも注力しており、業界をリードする存在です。
この「自動運転技術」が、テスラをAI関連企業と言われる理由です。
自動運転では、カメラで周囲の環境を認識し、交通状況に応じた走行を実現するためにAIが不可欠なのです。
ちなみに日本株の場合には100株からの購入ですが、米国株では米国株は1株から購入することができます。ジロッパー君はテスラ株を5株(145,535円)で購入しました。
米国株で成功するために必要なこと
テスラ株でまだ成功を収めたわけではないので、偉そうなことは言えませんが、長期的視点を持つことが大切だと思います。テスラ株に限らず、成長株と呼ばれるものは株価のボラティリティが非常に大きいです。日々の株価変動に一喜一憂していては、身も心も持ちません。
ジロッパー君の目標は【資産倍増計画】ですので、最低でも株価が2倍にならない限り売却はしません。特にテスラ株は成長を期待しているため、株価が10倍になることを願って保有しております(笑)。
なので、皆さんも目先の利益に飛びつかず、長期的な視点で投資することをおすすめします。
また、テスラ株を保有してみて、短期的な売買もしてみたいと思うようになりました。そのため、長期保有分とは別に購入し、株価が上昇したら売却してみる計画を立てています。
現時点のテスラ株は少し高めなので、200ドル付近まで低下してきたら、短期売買用に購入してみようと思います。
また、どこかで短期売買の結果をご報告します!
それでは、さよなら~