指値注文(さしねちゅうもん)
意味
株式における指値注文とは、投資家が指定した価格で株式を売買する注文方法です。具体的には、株を買う場合は「この価格以下で買いたい」、売る場合は「この価格以上で売りたい」といった形で、投資家自身が希望する価格を指定します。市場価格がその指定価格に達したときに、注文が執行されます。
例えば、1000円の株を900円以下で買いたい場合、指値注文で900円を指定します。900円以下になった時点で注文が成立しますが、指定価格に達しない限り、注文は執行されません。
指値注文のメリットは、希望の価格で取引を行えることですが、デメリットとしては、指定した価格に達しないと取引が成立しない可能性があることです。
啓蒙 俳句
指値して 望むが叶わぬ リスクかな
指値注文を用いて自分の望む価格で取引をすることは、投資家にとってリスク管理の一つの方法ですが、必ずしも価格がその水準に達するとは限りません。投資には常にリスクが伴い、計画通りに進まないこともあるため、柔軟な姿勢とリスク許容度を考慮することが重要です。
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